◆政府の産業競争力会議や規制改革会議が、「医療・介護保険制度」の手前、いわゆる未病、保健領域についての活性化、産業振興に向け動き出した。長年に薬剤師会にとって嫌な相手だったが、医療提供施設の薬局にとって、今後の施策が将来光を灯すかもしれない
◆最近では薬局においても自己検査キットの販売、あるいは検査機器を店舗に設置、薬剤師が検査結果について解説や健康づくりへのアドバイスを行うなど、地域住民の健康管理支援という新たな薬局業務を進める薬局も散見される
◆そんな中、年明け早々、規制改革会議に日本OTC医薬品協会が医療用検査薬のOTC化に向けたルール整備を求めた。また先の産業競争力会議では、保健指導分野での薬剤師等が携わる業務範囲の明確化を検討する方向が示されている
◆経済産業省のヘルスケア分野の取り組みが、「成長戦略」の中で、次々に表舞台に躍り出つつあるようだ。医療法に縛られない薬局には、“ヘルスケア産業”として、次なる成長戦略があるかもしれない。
薬局は医療法に縛られない
2014年01月24日 (金)
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