田辺三菱製薬は、三津家正之専務が社長に昇格し、土屋裕弘社長が代表権のある会長に就任するトップ人事を内定した。23日に大阪市内で開いた記者会見で三津家新社長は、当面の経営課題として「事業構造改革をはじめとする筋肉質な企業体質への変換」「強固な国内収益基盤の確立」を挙げた。その上で、「若い世代を含むグループ従業員の力を結集して、新たな価値を創造し続ける企業への変革を目指したい」と抱負を述べた。
田辺三菱製薬は、前中期計画08‐10で、合併(2007年10月)シナジーの創出に一定の成果を挙げ、現中期計画11‐15では、「新たな価値を創造し続ける企業への変革」を目指してきた。
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