薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会は25日、田辺三菱製薬が申請した国内5番手となるSGLT2阻害薬「カナグル」、ユーシービージャパンの抗てんかん薬「イーケプラ」の点滴静注を審議・承認を了承した。また、DPP‐4阻害薬3剤の効能・効果のしばり解除など、3件の一変を報告・了承した。
審議品目
▽カナグル錠100mg(田辺三菱製薬):新有効成分のカナグリフロジン水和物を含有し、2型糖尿病を効能・効果とする。
同剤は、腎臓の近位尿細管で糖の再吸収を担うSGLT2を選択的に阻害することにより、血中の過剰な糖を体外に排出して血糖降下作用を示す。SGLT2阻害薬は、インスリン非依存性で血糖降下作用を発現するため、他の薬剤に比べて低血糖リスクが低いという特徴がある。
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