【新製品】生理時の痛み等を穏やかに改善‐漢方処方の「メグリモア」新発売 森下仁丹

2014年10月03日 (金)
メグリモア

 森下仁丹では、医薬品や衛生用品、口腔ケア用品や体温計などの「メディケアシリーズ」を、セルフメディケーションに対応するブランドとして訴求している。1日からは同シリーズの新製品として、女性の悩みである月経困難症や月経不順にアプローチする漢方薬「メグリモア」(第2類医薬品)を新発売した。漢方処方の「温清飲」(うんせいいん)に基づいた製剤で、つらい生理の症状に穏やかに効き目を表すのが特徴。生理のたびに感じている不安から女性を解放し、QOLの向上に貢献する製品として、注目される。

 月経困難症は、生理が始まる直前あるいは月経時に下腹部痛、腰痛といった、一般的に生理痛と呼ばれる痛みやだるさ、吐き気などの症状が、日常生活に支障を来すほど重いものを指す。普段通りの生活ができなくなるほどの“強い痛み”を抱えていながら、月経は生理的現象であることから、つらい症状を「仕方のないもの」と諦めたり、市販の鎮痛薬で対処している女性は少なくない。

 同社が行った調査(対象450人、Webで実施)でも、自身の生理症状が「重い」と感じている女性のうち53・6%が、「生理の諸症状を抑えるためにドラッグストアで薬を購入し、服用している」と回答していた。そこで、月経困難症に悩む女性に向け、つらい諸症状を穏やかに改善に導く漢方薬を開発した。

 「メグリモア」は、体質を整える働きの処方「温清飲」を用いている。温清飲は、血を補ってめぐりを良くする四物湯(当帰、地黄、芍薬、川キュウ)と、血中の熱を冷まして全身の熱を解する黄連解毒湯(黄連、黄{くさかんむり+今}、山梔子、黄柏)──の二つの処方の特徴を併せ持つ漢方処方で、8種類の生薬が月経困難症に対して働き、症状の原因である滞った血のめぐりを正常にすることで、痛みやだるさ、吐き気などの症状を改善する。

 成人(15歳以上)は1回4錠を1日3回、食前または食間に4錠ずつを服用する。成人1回分の4錠が個包装となっているため、外出や旅行などの際も持ち運びしやすい。眠くなる成分を含まないので、仕事中や車を運転する際も心配ない。税別希望小売価格は、84錠入り1500円。



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