日本SMO協会（JASMO）は９日、治験事務局や倫理審査委員会を支援するサイトマネジメント・アソシエイト（SMA）の第１回試験を全国５会場で実施した。治験コーディネーター（CRC）が事務局業務の支援を兼任するケースは依然として多いものの、専任担当者のニーズが高まっていることを受け、勉強の場を提供することを目的として新たな試験制度を導入した。SMAを専門職として確立し、質の高いサービスを医療機関へ提供できる体制をSMOが業界を挙げて整備することが目的だ。
JASMOが実施している会員調査の結果によると、事務局業務を兼任しているCRC数は、2008年度の514人から13年度には366人へ減少している一方、事務局業務専任者数は312人から476人へ５年間で1.5倍に増加している。
【お詫びと訂正】
記事初出時、サイトマネジメント・アソシエイトを公認（認定）制度としていましたが、勉強の場を提供することを目的として導入した試験であり、現段階では同協会が公認（認定）するものではありませんでした。お詫びして訂正します。
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