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経済格差と健康格差

2015年2月25日 (水)

◆最近話題の人物、フランスの経済学者トマ・ピケティ。彼は経済格差の問題を「資本の収益率が経済成長率を上回る」という法則から説明する
◆つまり、その差が広がるほど、投資による利益が、働いて稼ぐことよりも上回る。そのため、富裕層ほど財産が集まりやすく、子供に相続していくことができる。これが経済格差を広げる動因だという
◆一方で、経済格差の陰に健康格差がある。厚労省は、生活保護受給者ほど生活習慣病が重症化するリスクが高いことを明らかにした。収入が低い世帯ほど、野菜を食べず、運動不足の傾向で、肥満率が高い。そして、健康感は、就労にも影響を及ぼすという
◆こうした生活習慣は、当然、子供にも「負の財産」として相続され、悪循環は続く。ならば、ピケティの考えは、健康格差を広げる負の要因にも当てはまるはずだ
◆彼は解決策を所得の再分配に求めた。では、健康という無形の財産はどうだろうか。“ピケティ・ブーム”の後も、私たちが真摯に向き合わなければならない問題だ。




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