厚生労働省は、「家庭用品等に係る健康被害病院モニター制度」の2013年度報告書を公表した。モニター病院9施設の小児科医が報告した健康被害事例で、小児の誤飲事故は531件、このうち医薬品・医薬部外品が96件と、タバコの94件を抜いて初めて1位となった。
同制度は、モニター病院と日本中毒情報センターが収集した家庭用品による健康被害事例を厚労省に報告するもので、13年度の健康被害事例について専門家会議が検討を行い、報告書をまとめたもの。その結果、13年度の報告件数は1721件と、前年度に比べて145件増加した。
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