栄研化学は7月31日、体外診断用医薬品フェリチンキット「LZテスト‘栄研’FER II」を国内向けに発売する。
フェリチンは体内の鉄貯蔵量を反映する指標として、鉄欠乏の評価から高フェリチン血症の確認まで、幅広い臨床領域で活用されている。近年の臨床検査現場では、低濃度域における信頼性を維持しながら、高濃度検体の再検率低減や検査効率向上に貢献する製品が求められている。
今回発売する同製品は、現行試薬である「LZテスト‘栄研’FER」で培った高感度性能ならびに干渉物質や非特異的な反応の影響を受けにくい設計を継承しながら、測定範囲を拡大させている。これにより、高濃度検体における再検率低減に貢献すると共に、低濃度域の再現性を向上させ、鉄欠乏診断において重要となる測定領域が実現している。
また、最新の国際標準品であるWHO 4th International Standard for Ferritinに準拠し、各種生化学自動分析装置において測定値のトレーサビリティを確認している。
なお同社は「経営計画2030」で、国内事業の収益力強化を重要戦略の一つに掲げ、高収益品の拡販に取り組んでいる。「LZテスト‘栄研’」シリーズは、免疫血清製品群における高収益製品として、同計画の重点戦略品目の一つに位置付けている。



















