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【JACDS】不適切薬歴防止に向け宣言‐組織的な監視体制強化も

2015年05月08日 (金)

 日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)は、加盟企業における薬歴未記載問題に端を発し、2月に宗像守事務総長を本部長とする「調剤業務不適切問題対策本部」を設置して、再発防止に向けた様々な活動を行ってきたが、これまでの検討・協議の結果をまとめ、4月28日付で「不適切な薬歴管理の再発防止に関する宣言」を策定し、関係省庁に提出した。

 同対策本部では、報道にあった企業の聞き取りを行うと共に、全ての加盟ドラッグストア企業各社に薬歴管理状況の再点検と薬歴記載の徹底を要請するなど、厳格な業界指導を行ってきた。同時に「有識者会議」を設置し、経営者や薬剤師、有識者の問題意識や再発防止のための意見のヒアリングを実施。これらの意見を参考に、再発防止のために協会および各企業が遵守徹底すべき事項を、宣言(報告書)としてまとめた。


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