国立がん研究センターが公表した「がん診療連携拠点病院」の2013年の診療実績によると、国が指定する拠点病院409施設の全登録数は65万6272例(国内の癌罹患数の約70%に当たる)で、男性の部位別症例数は、07年からの集計以来、大腸癌が初めて胃癌を抜いて最多となった。大腸癌は女性でも2位となっており、男女ともに上位を占めている。
調査の対象となったのは、各施設で院内癌登録された約65万例の診療情報で、癌の種類、進行度、治療方法、年齢、来院経路、発見経緯などを都道府県別、施設別に集計した。
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