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オリンパスメディカルシステムズは、小腸内の観察に用いるカプセル内視鏡「オリンパス・カプセル・エンドスコープ・システム」(愛称:エンドカプセル)を、10月上旬から米国で発売する。エンドカプセルは外径11mm、長さ26mmと小型で、0020mmの範囲の撮影が可能。イスラエルのギブンイメージングが既に米国で販売しているカプセル内視鏡に比べ、鮮明な画像撮影など可能だという。
鮮明な画像を実現する高感度・高解像CCDや白色発光ダイオード(LED)6基を搭載しており、また、ぼやけの少ない画像撮影を実現させる自動調光機能を搭載している。毎秒2コマの画像を受信装置に送信し、8時間程度の画像を取得することができる。
ディスプレイを備えた携帯型ビュワーを見ながら、医師はリアルタイムに画像を確認し、検査中にカプセル内視鏡がどの消化管に位置しているかを推測することも可能という。
欧州では既に販売されている。日本では現在承認申請中。
同社は、小腸領域の内視鏡診断から治療までを支援するブランド「エンテロプロ」を展開しており、診断や治療に用いる「シングルバルーン小腸内視鏡システム」を発売している。同製品の発売によって同ブランドの品揃えを強化する。
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