ノボノルディスクファーマ=遺伝子組み換え血液凝固第XIII因子(13因子)製剤「ノボサーティーン静注用2500」(一般名:カトリデカコグ)を新発売した。先天性血液凝固第XIII因子Aサブユニット欠乏患者の出血傾向の抑制を効能・効果とする。
同剤は、第XIII因子製剤としては初めての遺伝子組み換え製剤。第XIII因子は、血液の凝固作用を安定させる役割を持つ蛋白質。先天性第XIII因子欠乏症は、治療がなければ生死に関わる、中枢神経系の出血を含む稀な出血性疾患で、全世界で約1000人、日本では100人に満たないという。