TOP > 無季言 ∨ 

草の根的に広がる検体測定室

2015年09月11日 (金)

◆検体測定室の取り組みが草の根的に広がっている。特に地域の保険薬局では、セルフメディケーションの支援に一役買っているという実感が得られているようで、健康づくりを支援するツールとして、大きな可能性があることがうかがえる
◆これまでの経緯を見ると、ドラッグストアなどで急速に広がっていることから、商業目的が強すぎるとの懸念が示されたり、医師会からの猛反対があったりと、なかなか堂々と取り組むことができない環境にあったのは事実だろう
◆しかし最近は、地域の健康フェアで血糖測定を行う機会が増えており、それぞれ地域や薬局という草の根レベルでは、薬剤師が健康サポート機能を発揮できる武器となっている
◆これが国の健康づくり支援薬局の議論になると、検体測定室という言葉が出てこない。医行為が明確になり、現場は活気づいているのに残念なことだ。結局はトップダウンではなく、こうしたボトムアップの形で地道に患者へアピールすることでしか、かかりつけ薬局への道は開かれないのかもしれない。



‐AD‐

同じカテゴリーの新着記事

薬剤師 求人・薬剤師 転職・薬剤師 募集はグッピー
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術