◆1月28日に突如、甘利明経済再生担当大臣が辞任会見を開いた。ほとんどの国民としては「またまた金と政治か」とうんざりしたことだろう
◆甘利氏はアベノミクスの主柱を担ってきた。先のTPP交渉ではその辣腕を振るったことは記憶に新しく、「余人を持って代え難い」との賛辞ともとれる評価もあるほどであり、安倍政権としては非常に痛い残念な事態となってしまった
◆同日、日本薬業政治連盟が定時代議員会を開催し、その後の懇親パーティーには多くの国会議員が顔を揃えたが、毎年参加していた石原伸晃代議士の姿が見えなかった。甘利氏の後任として、皇居での認証式を控えていたので当然か
◆永田町や霞ヶ関は、魑魅魍魎(ちみもうりょう)が闊歩する伏魔殿などという揶揄がまかり通るほど、一般国民にとっては理解しがたい世界である。しかし、ここが制度設計や立法によって国の方向を決定する。大部分の議員や官僚は真面目に仕事をしていると信じつつ金との癒着を断ち切り、真摯に日本を正しい航路へ導くよう貢献してほしい。
正しい航路へ
2016年02月01日 (月)
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