◆日本病院薬剤師会が2月に行った会長候補選で、現副会長の木平健治氏が過半数を獲得し当選した。木平氏の「会員の声を会務に反映」「夢とプライドを持って働ける環境づくり」などのメッセージが会員に届いたようだ
◆ただ、残念だったのは、選挙管理委員会の判断で会長、副会長選ともに得票数を明らかにしなかったこと
◆例えば、得票数の割合が6:4だったとしよう。当選者は自身に票を入れなかった4割の人たちの意を汲んで、会務運営を行うかどうかの判断が求められるが、得票数が公にならなかったことで、その機会を失うことが懸念される
◆選挙の当日、会長、副会長をはじめとした役員に、国立大学病院薬剤部のメンバーが名を連ねていることを疑問視する声も上がった。会員の大半を占める中小病院のメンバーを、国立大学病院が意図的に排除しているなら問題だが、人的に余裕のある国立大学病院に会務運営を任せてしまっているのが現状だとも聞く。新執行部の人事は、これまで以上に大きな意味を持つことになりそうだ。
日病薬の新執行部人事
2016年03月23日 (水)
‐AD‐
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
企画
寄稿