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大正製薬は、イブプロフェンとエテンザミドのダブルブロック処方が特徴の解熱鎮痛剤「ナロンエース」の新製品として、新たに胃粘膜保護成分を配合した「ナロンエースプラス」を新発売した。またオーラルケアブランド「デントウェル」シリーズから、薬用歯磨剤、歯ブラシ3品も新発売した。
「ナロンエースプラス」は、末梢で痛みの元をブロックするイブプロフェンと、中枢で痛みの伝達をブロックするエテンザミドを配合したダブルブロック処方に、胃粘膜保護成分である乾燥水酸化アルミニウムゲルを配合。このほか鎮痛効果を高めるブロムワレリル尿素と無水カフェインを配合するなど、“効き目とやさしさ”を両立した処方で、優れた鎮痛効果を発揮する。
白とブルーの三層錠で、服用しやすい小型の錠剤となっている。大人(15歳以上)1回2錠を1日3回まで服用する。税込み希望小売価格は8錠472円、16錠892円。発売1年後の売り上げ目標は出荷ベースで5億円。
「デントウェルIII<薬用>VCクールミント」「デントウェルIII<薬用>VCローズヒップ」は、ビタミンCを3%配合した歯周病予防のための薬用歯磨剤で、歯ぐきを構成するコラーゲン繊維の合成促進効果が高いのが特徴。容器にも改良を加え、片手でも開けやすいワンタッチキャップと、きれいに中身が出せて汚れにくいシリコンバルブを採用するなど、使いやすさが向上した。70g1260円。
「デントウェルII歯ブラシC」は、歯周病専門医が設計したコンパクトヘッドの歯ブラシ。超極細毛と先まるめ毛のダブル植毛で、滑りにくいラバー付きハンドルなどブラッシングに着目した機能を備えた。固さは普通、軟らかめの2タイプで、各315円。