静岡県立大学薬学部の創立100周年記念式典が17日、静岡市内のホテルで開かれた。多数の大学関係者、卒業生らが参加し、100年の歩みを振り返ると共に、次の100年への飛躍を誓い、新たな門出を盛大に祝った。また、同窓会の「静薬学友会」が設けた第1回の静薬学友会賞を受賞した4人の卒業生の表彰も併せて行われた。
静岡県立大学薬学部は、1916年に静岡女子薬学校として設立され、3人の学生でスタートした。45年には静岡女子薬学専門学校、52年には静岡県立薬学専門学校、53年には静岡県立静岡薬科大学として開学。その後、大学院薬学研究科修士課程、大学院薬学研究科博士課程、製薬学科などの設置を経て、06年には6年制薬学教育導入に伴い薬学部薬学科(6年制)と薬科学科(4年制)に改組。研究面でも創薬探索センター、薬食研究推進センターを立ち上げるなど、特色ある薬学研究・教育を実践し、これまで8000人以上の卒業生を社会に輩出してきた。
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