TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

【千葉大病院】難病に世界初の遺伝子治療‐加工した脂肪細胞を補充

2016年08月25日 (木)

 千葉大学病院は、血液中の酸素を欠いているために重篤な症状を示す難病「家族性LCAT欠損症」に対し、世界初の遺伝子治療を開始する。リスクの最も高い第1種再生医療臨床研究として実施することが厚生労働省から承認され、患者の脂肪組織から採取した脂肪細胞を体外で培養、遺伝的に欠損しているLCAT遺伝子を導入し、正常なLCAT蛋白を持続的に補充することを目指す。

 千葉大病院は、ヒト細胞の中でも特に寿命が長く、癌化などの変化も生じにくい脂肪細胞の特徴に着目。難病治療に向けて蛋白を分泌するよう治療用遺伝子を導入したヒト脂肪細胞の実用化研究を進めてきた。今回の臨床研究は、千葉大病院と千葉大発ベンチャー「セルジェンテック」が日本医療研究開発機構から支援を受け、世界で初めてヒトを対象に実施するもの。LCAT欠損症にとどまらず、血友病やライソゾーム病などへの応用も期待されている。


[ 記事全文 ]

* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。


‐AD‐

同じカテゴリーの新着記事

薬剤師 求人・薬剤師 転職・薬剤師 募集はグッピー
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術