武田薬品の2017年3月期決算(連結)は、為替の影響や武田テバ薬品への長期収載品事業譲渡や英アストラゼネカへの呼吸器事業の売却により減収となったが、新製品の潰瘍性大腸炎治療薬「エンティビオ」や多発性骨髄腫治療薬「ニンラーロ」などで売上総利益が増加し、各利益は二桁増益を達成した。
売上高は、前期比4.2%減の1兆7320億円。医療用医薬品事業は4.8%減の1兆5689億円となったが、実質的な成長率は7.3%増だった。グローバル製品ではエンティビオが66.2%増の1432億円とトップ製品に成長した。
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