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【ロート製薬/新潟大学】他家脂肪組織の細胞治療薬、肝硬変で国内治験開始

2017年08月01日 (火)

2年以内の終了目標

左から新潟大学の寺井崇二氏、ロート製薬の山田邦雄氏

左から新潟大学の寺井崇二氏、ロート製薬の山田邦雄氏

 ロート製薬と新潟大学は、再生医療等製品として研究を進めてきた脂肪組織由来の他家細胞製剤「ADR-001」について、肝硬変患者を対象とした第I/II相試験を開始したと発表した。目標症例数は15例、新潟大学医歯学総合病院で行う。肝硬変に対する他家再生医療等製品の治験は国内初。治験責任医師を担当する新潟大学大学院医歯学総合研究科消化器内科学分野の寺井崇二教授は7月27日、都内で会見し、「できれば2年以内に治験を終わらせたい」と早期承認に向けて意欲を示した。

 「ADR-001」は、国内の医療機関から被験者の同意のもとで余剰脂肪を採取し、生物由来原料基準に適応した状態で脂肪由来幹細胞を培養する細胞製剤で、静脈内に点滴投与する。基礎研究の結果から、四塩化炭素誘発マウス肝線維化モデル、マウスNASHモデル肝線維化モデルで、線維化が改善することが分かっている。


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