岡田浩氏(京大、アルバータ大)らのグループ‐国内多施設臨床研究で実証
薬局店頭での薬剤師の数分程度の声かけや資料提供には高血圧患者の血圧を改善させる効果がある――。薬剤師の岡田浩氏(京都大学大学院医学研究科健康情報学、アルバータ大学医学部疫学センター)らの研究グループが実施した日本初の多施設臨床研究で、そんな効果が実証された。薬局に来局する降圧薬服用中の高血圧患者を対象に、数分であっても薬局薬剤師が効果的な声かけを行えば、自ら意欲的に生活習慣の是正に取り組み、高血圧の改善につながることが示された。
研究結果はこのほど医学系雑誌「BioScience Trends」のオンライン版に掲載された。臨床研究は「保険薬局薬剤師による高血圧患者への生活習慣改善支援に関する研究」(COMPASS-BP)
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