大木とリードヘルスケア(北九州市)は1日、経営統合を視野に入れた包括的業務提携のための基本契約書を締結した。関東、関西、中部、四国を営業エリアとする大木が、九州と四国に基盤を置き、北海道、東北の卸とも関係を持つリードヘルスケアと統合することで、以前からの基本戦略に位置付けてきたきた全国展開が実質的に完成し、顧客のニーズに応えられる体制が整うことになる。
今後は両社で委員会を設置し、傘下に営業、営業企画・購買、物流・システム、管理について作業部会を設け、具体的な内容を決定していく。2007年3月期における大木の連結従業員数は335人、連結売上高は967億円、リードヘルスケアは155人、353億円である。
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