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【厚労省】西日本豪雨、浸水被害224薬局に広がる‐広島県の1薬局は廃止決断

2018年07月27日 (金)

 厚生労働省は、西日本を中心とした記録的な豪雨に関する23日時点の被害状況を公表した。薬局の床上浸水、床下浸水等の被害は224軒とさらに拡大。開局できない薬局が38カ所あるものの、周辺薬局等によって地域でカバーされており、医薬品供給に支障は出ていない。また厚労省は、被災した薬局が一時的に仮店舗で営業する場合に、新たな許可手続きをせず柔軟に対応できるよう19日付で都道府県に事務連絡を発出すると共に、薬系職員を広島県に1人、岡山県に1人派遣した。

 23日時点で浸水被害の発生が確認されたのは、広島県、岡山県、愛媛県、京都府、福岡県、山口県、兵庫県、高知県の224薬局。床上浸水の被害を受けたのが116軒、床下浸水等の被害を受けたのが108軒となっている。現時点で開局できない薬局は38軒ある。大きな被害を受けた広島県では、浸水や断水などの影響により呉市で17軒が開局できず、そのほかに広島市で5軒、三原市1軒となっている。


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