日本調剤は、今年6月度のジェネリック医薬品数量ベース使用割合が、全薬局店舗平均で85%に達したことを明らかにした。これまでも全社を挙げて、経済性に優れたジェネリック医薬品の普及・浸透に取り組んでおり、国が目標とする“2020年9月までに使用割合80%”は、既に16年度に突破していた。
同社の調剤薬局では、多くの患者にジェネリック医薬品を使用してもらうため、500品目を常時、品揃えしているほか、患者にジェネリック医薬品を積極的に紹介する活動にも取り組んでいる。こうした活動により、患者が先発医薬品からジェネリック医薬品に変更した差額を試算したところ、17年度では年間約237億円の削減効果が出ているという。