第3回日本薬学教育学会大会が9月1、2の両日、「教育で“未来”を創る」をテーマに、東京旗の台の昭和大学旗の台キャンパスで開かれる。第3回を迎える同大会では、教育によりどのような未来を創造するかについて、講演やシンポジウム等を通じて参加者が議論を交わす場が提供される。主なプログラムは次の通り。
◇特別講演:教育改革としての高大接続改革=荒瀬克己(大谷大学文学部教授)
◇教育講演:AI時代の教育と評価=鈴木敏恵(シンクタンク未来教育ビジョン代表)
◇シンポジウム
▽薬学教育の現在と未来▽多職種連携教育▽Evidence-Based Medicine(EBM)教育:誰が、何を、どのように教えるか▽質的研究からみえるもの▽改訂コアカリキュラムに基づいた実務実習に向けて
▽自己成長を促す形成的評価:評価は“よりよき未来”のためにある▽パフォーマンスを測る課題・問題とは?▽薬剤師、いいね!を目指して―薬剤師を対人援助職にするための教育とは▽薬剤師の生涯研鑽:卒前から卒後の連続性▽医療職専門教育のアクティブ・ラーニングを充実するために:医学教育の取り組みから
◇ワークショップ
▽個性が輝くインクルージョンの実現:合理的配慮と方略・評価の多様化、薬剤師としての資質の水準を考える▽薬学教育研究、事始め(パート3):編集委員会企画ワークショップ―薬剤師が考える薬学教育に関する研究デザイン▽薬剤師・薬学生に対する在宅症例検討を体験してみよう!
▽大学・医療現場におけるロールプレイ実習の進め方と評価方法▽医療者教育のためのInstitutional Research(IR)を考えよう▽質的研究をデザインしてみよう!