
東京都薬事審議会が3日に開催され、東京都薬物乱用対策推進計画の改定などについて協議した。国は5年ごとに「薬物乱用防止5カ年戦略」を作成しており、これを受けて都でも「薬物乱用対策推進計画」を作成している。現行の推進計画は2018年度末で計画期間が終了するため、都では現在、19年度から5年間の次期推進計画の作成を進めている。この日の審議会には、次期推進計画の素案などが示された。今年度内に時期推進計画を公表する。
現行の推進計画では対策の方向性を、▽指導・取締の強化▽啓発活動の拡大と充実▽薬物問題を抱える人への支援――の三つの柱に整理し、総合的な取り組みを実施。また、危険ドラッグ乱用の拡大を踏まえ、重点的対策を実施してきた。
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