日本女性薬剤師会は、今年4月から来年3月までの期間、2019年度「薬剤師継続学習通信教育講座」を行う。
全8回の講座を1年かけて学習するもので、医学部・薬学部教授の監修によってテキストを作成していることや、演習問題の解答を添削して返す“双方向性の学習形態”などが特徴。通信教育講座と小論文研修講座を並行して学習すれば、日女薬認定単位を最大で31単位取得することができる。3月末まで第1次募集を行っている。
同講座では、1年間に送付される8冊のテキストに基づいて学習を進める。具体的な内容は、▽逆流性食道炎―自覚症状の確認▽手の痛みとしびれ―変形と痛み▽適応障害―つらい毎日と我慢の日々▽医薬品の販売制度とセルフメディケーション推進▽胆管がん―黄疸に始まる手強い症状▽シニア(高齢者)の薬物療法の悩みに応える―食事、排泄、睡眠からACPまで▽こどもの皮膚炎―あせも(汗疹)・おむつかぶれ・カンジダ皮膚炎・とびひ・水いぼ・いぼ・虫刺され・汗疱など▽抗血栓療法(抗凝固薬・抗血小板薬)―検査結果を確認しながら読み解く――となっている。
対象は男女を問わず、全国の薬剤師で、受講料は女性薬剤師会会員が1万6000円、会員以外が2万円。小論文研修講座は各回2000円。
問い合わせ先は、日女薬事務局(TEL03-3621-0489、FAX同0521、E-mail:jwpa@khh.biglobe.ne.jp)