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【アステラス/ナパジェン】核酸医薬で共同研究‐低用量薬の開発目指す

2019年03月20日 (水)

 核酸医薬の研究開発を行う国内バイオベンチャー「ナパジェンファーマ」とアステラス製薬は、新規核酸医薬の創製に関する共同研究契約を結んだ。ナパジェンが製薬企業と共同研究契約を結んだのはアステラスが初めてとなる。

 今回の契約により、ナパジェンがアステラスから契約一時金と研究開発支援金、共同研究の進捗状況に合わせてマイルストンを受け取る。両社は、アステラスが開発を目指す創薬標的蛋白質に対して、ナパジェンが保有する核酸医薬に多糖のジソフィラン(SPG)を複合化させ、薬物を標的蛋白質まで届けるドラッグデリバリーシステム(DDS)技術により、核酸医薬/シゾフィラン(SPG)複合体を作製する。従来の核酸医薬に比べ、より低用量で標的細胞にアプローチできる医薬品開発を進めており、新規核酸医薬の開発候補品の創製を目指す。


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