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【感染症学会】ゾフルーザ耐性に警鐘‐菅谷氏「外来で単独使用すべきでない」

2019年04月10日 (水)

季節性A型には適さず

日本感染症学会

 耐性ウイルスの出現が問題となっている抗インフルエンザウイルス薬「ゾフルーザ」(一般名:バロキサビル)をめぐって、5日に名古屋市内で開かれた日本感染症学会で緊急的に議論された。インフルエンザの専門家である菅谷憲夫氏(けいゆう病院感染制御センター)は、A香港型インフルエンザ患者にゾフルーザを使うと高率に耐性が出ると指摘。特に今シーズンはA香港型が流行したことから、「季節性インフルエンザに外来で単独で使うべきではない」と警鐘を鳴らし、ノイラミニダーゼ阻害剤との併用が基本との考えを示した。

 ゾフルーザは、昨年3月に塩野義製薬が発売したキャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害剤。新規作用機序を持ち、1回のみの錠剤の服用でインフルエンザ治療が完結できることから、今シーズンに処方が爆発的に拡大した。ところが、3月に国立感染症研究所がA香港型インフルエンザ患者の7割で耐性ウイルスが検出されたことを発表。一転して衝撃が広がった。


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