◆長時間労働の是正に向けた働き方改革関連法が1日から段階的に施行されている。残業時間の上限規制や年5日の有給休暇の取得義務が盛り込まれ、残業時間の削減や休暇の取得が進むことが期待される
◆働き方改革法施行前の3月に、資生堂が20~40代の働く女性を対象に行った調査によると、70.1%が「仕事が忙しい」と感じていることが判明した。一方、72.5%が「自分磨きや新しいことにチャレンジしたい」と思っていた
◆この傾向は「仕事が忙しい」と感じている人ほど強く、働く女性の約8割は働き方改革で「残業時間が減ること」に期待していたが、働き方改革により余暇の時間が増えれば、自分磨きや新たなチャレンジに時間を費やせる
◆働く女性をはじめ、仕事をしている人たちのオンとオフのそれぞれの時間が充実することは、会社側と労働者側の双方に良い影響をもたらすことにもつながると思う。まだスタートしたばかりの働き方改革法だが、各方面でしっかりと根付き、“改革”が実現されることを期待したい。
「残業時間が減ること」に期待
2019年04月15日 (月)
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