第一三共の眞鍋淳社長は、4月25日に都内で開催した決算説明会で、抗凝固剤「エドキサバン」(国内製品名:リクシアナ)が国内経口抗凝固薬(DOAC)市場の売上シェア1位に浮上したことを明らかにした。「昨年度第3四半期から第1位となり、第4四半期では33.2%のシェアに伸ばしている」と語った。競争が激しい国内DOAC市場で、エドキサバンが頭一つ抜きん出た格好だ。
エドキサバンの昨年度国内売上高は、43.2%増の649億円と大幅に伸ばし、国内でもトップ製品になった。眞鍋氏は、「1日1回のみの服用が、非常にメリットがある」と服薬の利便性が評価されたと強調。今年度は770億円を予想しており、昨年度の年間売上シェア2位から1位をうかがう。
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