ジェネリック医薬品(GE薬)の製造や販売を行う共和薬品工業は、子会社の共和クリティケアの発行済み株式の全てを、アラブ首長国連邦の同業であるネオファーマLLCの子会社「neo ALA」(本社東京都)に売却する。22日に譲渡契約を締結した。株式譲渡日は9月30日の予定。ネオファーマグループは入手した販路を生かし、世界で販売しているGE薬を日本市場に投入したい考えだ。
共和クリティケアの売上規模は推定約60億円。医療用医薬品のアンプル製剤やソフトバッグ製剤、輸液など各種注射薬の製造販売や受託製造を手がけている。共和薬品は2011年に買収によって同社を傘下に収め、グループとしての補完体制の構築を目指してきた。
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