
宮嵜雅則健康局長
厚生労働省の宮嵜雅則健康局長は23日、就任後初めて専門紙の共同会見に応じ、積極的な接種勧奨の再開が焦点となっているHPVワクチンについて、「30日の厚生科学審議会副反応検討部会で安全性・有効性に関する情報提供についての調査結果を公表し、委員から意見をいただいた上で、今後の対応を考えたい」と述べた。
宮嵜氏は、就任に当たって、健康局が注力すべき当面の課題として感染症などの危機管理、東京五輪対策などを挙げ、「関係者、患者の声に耳を傾け、科学的知見に基づき、患者本位で各種施策を実施することが重要」との考えを示した。
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