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【豊中市/阪大など】健サポ薬局に「豊中モデル」‐産官学の協働事業スタート

2019年09月20日 (金)
左から土井健史阪大薬学研究科長、長内繁樹豊中市長、芦田康宏豊中市薬会長

左から土井健史阪大薬学研究科長、長内繁樹豊中市長、芦田康宏豊中市薬会長

 豊中市(大阪府)は17日、同市薬剤師会、大阪大学と協働し、薬局を拠点に健康情報を発信する「健康サポート薬局・豊中モデル」事業をスタートさせた。市内7薬局を健康情報拠点薬局と位置づけ、電子掲示板(デジタルサイネージ)を設置して健康、医療、福祉などに関する市政情報などを発信。薬剤師がその場で解説・相談対応し、市民の健康増進維持を支援する。阪大は、利用者の満足度や健診受診率への影響などデジタルサイネージの情報発信による効果検証も行う。行政、薬剤師会、大学の3者が連携した産学官共同研究の取り組みは全国で初めて。

 同事業では、薬局が健康情報発信の拠点として、市民へのヘルスリテラシーの向上に寄与する存在となるよう産官学で取り組む。豊中市が健康、医療・福祉などの市政情報を、豊中市薬に提供。豊中市薬は、デジタルサイネージで発信する情報を収集し、健康情報拠点薬局へ配信する。健康情報拠点薬局は、市民からの相談に対して適切な助言を行うなど、薬剤師の専門性を生かし、良質な健康情報を発信することで、市民が自らの健康に取り組むきっかけを作る。


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