テルモ=スプレー式癒着防止材「アドスプレー9.4mL」(一般名:癒着防止吸収性バリア)の剤形追加として、小容量品となる「アドスプレー5.4mL」を新発売した。小容量品を発売し、癒着防止材市場で市場シェア30%を目指す。
アドスプレーは、外科手術後の合併症リスクである術後癒着を低減させることを目的として2017年に発売。開腹術や内視鏡手術など術式を問わずに、目的とする部位に噴霧を行うことができる。症例によって使用する場所や範囲が異なるため、今回、小容量品が追加されたことで、必要とされる噴霧容量が比較的少ない症例で使用できるという。