薬業専門紙(誌)4社が初コラボ!緊急的提言!?
1925年の薬剤師身分法成立からもうすぐ一世紀。“医薬分業”が普通になった今、薬剤師の“本質業務”が問われている。
言葉通りの指摘、裏に隠れた意図、そして薬剤師自らの自覚と認識のズレ…様々な要因、背景が交錯し複雑化する薬業界。
長年、薬業界に寄り添ってきた記者ならではの視点で、薬剤師の現状と想定される未来について語る。
目次
フォーカス『医薬分業』
- 経済分業の功罪‐政策誘導、バブル、そしてバッシング
- 厚生科学審議会で叩かれまくった“分業”‐「実体験」基に繰り返された批判の数々
- 薬剤師の本質的業務を探る‐「対物から対人へ」とは
フォーカス『責務』
- 各種ビジョンと薬局・薬剤師‐薬局に「公益性」はあるのか
- 生活者目線をよそに普及する「かかりつけ」‐健サポ推進とアイデンティティー確率
フォーカス『参入』
- 地域の「普段使いの店」から「かかりつけ」へ‐経産省とドラッグストアの将来構想
- ドラッグストアの調剤業務が躍進‐背景には薬剤師不在問題と調剤ポイント
フォーカス『薬局数』
- 食いつなげるか“保険”薬局‐人口激減時代の5万9000軒
- 水面下で進む「薬局の適正数」構想‐財務省は半減!?厚労省はいかに
フォーカス『病薬』
- 対人業務へシフトした病薬‐“医薬分業”もう一つの視点
- 日病薬・病薬をとりまく現状と課題‐望まれる多様な“医療連携”
- PBPMという“新たな”潮流‐活動から業務へ、広がる領域と深度
- 医薬品適正使用とフォーミュラリー‐望まれる本気の薬薬連携
- 病院薬剤師業務は新たなステージへ‐多様化する「薬剤師外来」の領域・業務
フォーカス『革新』
- オンライン/ICT・AI化が本質論に波及‐服薬指導は新たなステージへ
- AIの登場で薬剤師は「不要」になるのか‐望まれる対人業務の進化と深化
著者
玉田 慎二(医薬経済社 論説委員)
小幡 豊和(薬局新聞社 編集部)
上野 敬人(薬事新報社 代表取締役社長)
高塩 健一(薬事日報社 出版局・出版委員)
【編集】玉田 慎二,小幡 豊和,上野 敬人,高塩 健一(’19.10)
【判型・頁】四六判・322頁
【定価】1,980円(消費税込み)
ISBN:978-4-8408-1505-5 C3047
※ 送料:国内1カ所送付につき、重量5kg以下 660円、重量5kg超 990円