大阪府薬務課は17日、府薬事審議会医薬品適正販売対策部会を開き、府として作成に取り組んでいる「医薬品適正流通(GDP)ガイドライン」の解説書案について審議した。解説書は、GDPガイドライン本文をもとに大阪府版としてまとめたもので、解説書に合わせて「返品チェックリスト」も作成し、府下の医薬品流通事業者に周知を図る方針。これにより、医薬品の適正流通を推進していく考え。来年1月に開催する審議会で解説書、チェックリストの最終案を諮る予定である。
解説書は、GDPガイドラインの普及に合わせて改定していくことを想定。今回、第一版として、品質に影響の大きい管理工程である「施設および機器」(第3章)、「偽造医薬品の流通防止」(第6章)、「輸送」(第9章)に重点を置いて作成した。また、各項目の優先度の目安が分かるよう星マーク(1~3個)も記載。目視で捉えやすいようにイメージ図も加えた。
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