米アムジェンは23日、日本事業を展開するアステラス製薬との合弁会社「アステラス・アムジェン・バイオファーマ」(AAB)を完全子会社化し、4月からアムジェンの日本法人名で始動すると発表した。MRや開発など従業員600人以上の体制で、本社は東京都港区の東京ミッドタウン内に移転する。社長は現職のスティーブ・スギノ氏が引き続き務める。アムジェンが海外で開発を進める全てのパイプラインを日本市場に投入する方針を掲げており、今後は日米欧で同時開発を目指す。
AABは、2013年にアムジェンとアステラスの戦略的提携契約に伴い、20年をメドにアムジェンが完全子会社化することを前提に、アムジェン51%、アステラス49%の株式比率で設立したもの。今回、予定通りアムジェンとして独立する形となった。
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