
製薬企業から医薬品開発業務の外部委託が進む中で、CROのシミック、治験支援のITソリューション大手のメディデータ・ソリューションズ、オンライン診療システムで実績のあるMICINの3社はバーチャル治験の支援で協業を開始した。今年を“バーチャル治験元年”と位置づける3社は1月30日に都内でセミナーを開催し、それぞれの立場からサービスの方向性を説明した。
IoTを用いたウェアラブル機器やオンライン診療などデジタル技術の進展を背景に、治験プロセスの自動化を目指したバーチャル治験を検討する動きが始まっている。現在行われている来院型治験をめぐっては、治験実施計画が複雑化し、条件に合致した被験者を一定期間で集めることが難しく、開発コストの高騰や開発期間の長期化を招いていた。
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