インテージヘルスケアは、全国のOTC医薬品販売動向調査データをもとにした2019年12月度の「市販薬(OTC)市場薬効別ランキング」を発表した。それによると、昨年12月の販売金額は前年同月比1.6%減の1052億円で、3カ月連続のマイナスとなった。過去5年間の12月の平均を100とした場合の指数は100.8と平年並みの結果となっている中、昨年12月のインフルエンザ報告数が前年の約2倍となった影響で、ジェルタイプなどの手指消毒剤の売上が大きく伸びた。
調査は、同社の全国一般用医薬品パネル調査に基づくもの。OTC医薬品を販売しているドラッグストア、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ホームセンター、ディスカウントストアを対象に、POSデータをオンライン収集した。調査店舗は3245店舗。対象カテゴリーは医薬品と指定医薬部外品(バーコードが付与されている商品のみ)とし、各店舗におけるバーコード別の販売年月日、販売個数・金額などを調べた。
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