インテージヘルスケアは、全国のOTC医薬品販売動向調査データをもとにした2020年1月度の「市販薬(OTC)市場薬効別ランキング」を発表した。それによると、今年1月の販売金額は前年同月比3.9%減の933億円で、4カ月連続のマイナスとなった。過去5年間の1月の平均指数は100.0と平年並みとなっている中、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、予防関連商品が急増。手指消毒剤は287%と大きく増加した。
調査は、同社の全国一般用医薬品パネル調査に基づくもの。OTC医薬品を販売しているドラッグストア、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ホームセンター、ディスカウントストアを対象に、POSデータをオンライン収集した。調査店舗は3245店舗。対象カテゴリーは、医薬品と指定医薬部外品(バーコードが付与されている商品のみ)とし、各店舗におけるバーコード別の販売年月日、販売個数・金額などを調べた。
* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。