大幸薬品と順天堂大学は、集団感染予防の研究を行うため、共同研究講座「集団感染予防学講座」を開設した。同講座は今年1月から3年かけて、教育機関や医療空間の環境感染対策としての二酸化塩素の有用性を臨床的に検証していく。
この取り組みでは、保育園や小学校を対象に、二酸化塩素を用いた集団感染症予防対策の臨床研究を行い、乳幼児や小児のウイルス感染症による欠席日数の減少や集団感染による学級閉鎖の発生数の低下などを検証する。また、病院内では新生児集中治療室(NICU)で保育器からの感染伝播に対し、二酸化塩素ガスによる感染対策方法の有用性を臨床的に検証する。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。