厚生労働省は26日付で、新薬13成分25品目を薬価基準に収載する。内訳は、内用薬が6成分14品目、注射薬が4成分5品目、外用薬が3成分6品目。19日の中央社会保険医療協議会総会で了承された。
▽エンスプリング皮下注120mgシリンジ(中外製薬):有効成分のサトラリズマブ(遺伝子組み換え)を含有する視神経脊髄炎スペクトラム障害治療剤。原価計算方式で算出した105万7007円に、IL-6シグナル伝達を阻害してアストロサイトの傷害を抑える新規作用機序を持つことなどから35%の有用性加算Iをつけた。希少疾病用医薬品のため、10%の市場性加算Iもつけられ、新薬創出等加算の対象となる。
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