米ファイザーは20日(現地時間)、新型コロナウイルス感染症予防ワクチン「BNT162b2」について、米食品医薬品局(FDA)に緊急使用許可を申請したと発表した。国際共同第III相試験で95%の予防効果が示されたことを受けたもので、12月中旬から下旬にハイリスク患者を対象に投与が開始できる見通し。米国に続き、欧州EMAや英国MHRAなどの当局にも申請する予定だ。
同試験の最終解析では、主要評価項目である2回目接種7日後から評価した新型コロナウイルス感染歴のない被験者集団、新型コロナウイルス感染歴のある被験者とない被験者を含む集団の両方において、ワクチンの予防効果は95%であることが示された。
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