塩野義製薬は11月27日、抗インフルエンザウイルス薬「ゾフルーザ」について、予防投与を適応に国内で追加承認を取得したと発表した。インフルエンザウイルス感染者の同居家族のうち、65歳以上の高齢者など感染時の重症化リスクが高い人に投与できるようになる。
国内で750例を対象に実施した臨床試験で、1回の経口投与で発症を抑制する効果を確認。インフルエンザウイルスに感染し、発熱と呼吸器症状を発現した被験者の割合は、プラセボ投与群13.6%に対し同剤投与群は1.9%だった。
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