ダイドーグループホールディングスが立ち上げたダイドーファーマの医療用医薬品事業が本格的に動き始めた。年間売上高1000億円を超える主力の国内飲料事業に続き、もう一つの事業の柱をヘルスケア領域で作るというグループ戦略の一環で、2年前に子会社を発足。1月には初のライセンス契約にこぎつけた。患者数1000人以下のウルトラオーファンで実績を作った上で、事業の幅を広げたい考えだ。
ダイドーグループは、将来のドリンク市場縮小が見込まれる中で、健康をキーワードに飲料や食品など各事業への投資を進めている。その一環として2019年1月にダイドーファーマを設立した。医療用医薬品の実用化を目指すほか、そこで得た知見やノウハウを既存事業と融合させて、ヘルスケア領域で新しいビジネスのタネを生み出したい考えだ。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。