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【日本薬学会第141年会】日本発・顧みられない熱帯病創薬におけるパートナーシップの最前線(2021)

2021年03月19日 (金)

シンポジウムの概要

オーガナイザー
 山田陽城(北里大名誉教授)
 野崎智義(東大院医)

 世界保健機関が20疾患を指定し、世界人口のおよそ6分の1が感染に晒されている顧みられない熱帯病(NTDs)は、患者が途上国の貧困地域に多いことから、治療ニーズが高いにも関わらず、市場性に乏しく既存のメカニズムによる医薬品開発は困難である。

 NTDsを含む感染症治療薬の開発には、アカデミアや製薬企業の有する高い創薬力を結集した産官学のパートナーシップによる医薬品開発の新たなメカニズムが必要となっている。

 本シンポジウムでは、わが国の製薬企業やアカデミアにおいてNTDs治療薬の探索から臨床までの開発プロジェクトに携わる皆さんから、パートナーシップによる取り組みの最前線を紹介していただく。

 このようなプロジェクトは、GHITファンドなどによる資金的支援と、産学の無償の人的協力に加え、それらを結びつけるDNDiとによって現実のものとなっている。

 途上国で苦しむ患者に対する治療薬が日本の協力によって研究・開発され、現地の治療に役立つ日も近い。

 (山田陽城



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