後発品の使用促進策に関する2020年度診療報酬改定の影響を検証した報告書がまとまった。保険薬局対象の調査では、「後発品調剤体制加算」について調剤数量割合の高い加算を重視して評価したことなどが影響し、薬局の平均使用割合は2.5ポイント増の80.2%に上昇し、8割を突破した。24日の中央社会保険医療協議会総会に報告された。
調査は、保険薬局1500施設、診療所1500施設、病院1000施設を対象に昨年12月に実施。有効回答数はそれぞれ712施設(回収率47.4%)、535施設(35.7%)、246施設(24.6%)だった。
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