文部科学省は、14日の「産学連携による医薬品・医療機器等の研究開発推進のあり方に関する検討会」で、アカデミア発シーズの開発が進んだ段階でアカデミアと製薬企業の連携を義務化すべきとする案を示した。優れたシーズの実用化加速を狙ったものだが、製薬企業にとっては開発の自由度が低下する可能性もあるため、義務化を疑問視する声が委員から相次いだ。
この日の検討会で、文科省が産学連携による医薬品の研究開発推進に向けた対応策を提示。具体的に、日本医療研究開発機構(AMED)の「橋渡し研究プログラム」で採択されたシーズの実用化を加速するため、開発が進んだ段階で製薬企業との連携推進を義務化し、各シーズの研究開発体制を強化すべきとした。
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