地域包括ケアシステムにおける薬物治療学 ~薬剤師が実践する疾病管理~ シリーズ1「脂質異常症」
日時
2021年5月13日(木)19時30分~21時15分、5月27日(木)19時30分~21時30分
開催方法
オンラインによる講義および参加型演習(リアルタイムのみ)
参加要件
2回ともに参加可能な方
参加方法
Zoomを用いたリアルタイムでの参加。対面講義の緊張感に近づけるため、ビデオカメラをONにしていただきます。小グループで話す時間もあります。(ブレイクアウトルーム機能を利用)
受講料
2回分で2,500円。事前に指定の口座に振込にてお支払下さい。
プログラム概要
地域包括ケアシステムにおける薬物治療学シリーズは、エビデンスに基づく薬物治療を学び、個々の患者に適した薬学管理、疾病管理及び服薬管理について参加型形式で学習します。
シリーズ1は「脂質異常症」をテーマに2回構成で学びます。
脂質異常症は、致死性の高い虚血性心疾患および脳血管疾患の引き金となる動脈硬化症のリスクファクターとなっています。しかし、脂質異常症自体は、日常生活にさほど支障をきたさないため、薬剤師による適正な服薬管理と日々の生活改善指導が重要になる疾患の一つとなっています。患者さんに寄り添う支援を推進するため、標準治療を学び、副作用対策を含めた薬学的管理について討議しましょう。
主な内容は以下の予定です。
・脂質異常症と動脈硬化症
・脂質異常症の病態生理・診断基準・包括的リスク評価・管理
・動脈硬化予防のための生活習慣改善(食事・運動)
・動脈硬化予防のための薬物療法(分類・薬効)
・代謝酵素および薬物トランスポーターを介した相互作用
・スタチンの副作用が疑われた時の対応
・最新の論文報告など
下記の流れを参加型で体験することにより、脂質異常症の患者さんの薬物治療に臨床で係る実践力を醸成します。
1回目 ガイドラインを習得するための病態生理を含めた講義
(自己学習)ガイドラインを応用するための知識の整理:疾病管理表(マスターSOAP)の作成
2回目 作成した疾病管理表の確認(小グループで10分程度)
症例解析に必要な知識の確認
症例解析(1~2症例)即応的に症例解析を行い、参加者全員で一つのSOAPにまとめます。
随時、該当領域に臨床で携わる医師・薬剤師からのコメント有り
講師
山元 俊憲(昭和大学名誉教授)、赤川 圭子・田中 佐知子・芦野 隆・吉川 雅之(昭和大学薬学部)
講師
山元 俊憲(昭和大学名誉教授)
田中 佐知子・赤川 圭子・芦野 隆(昭和大学薬学部)
定員
35名まで
申し込み方法
昭和大学薬学部ホームページの『薬剤師生涯研修認定制度 生涯研修プログラム 2021年度日程・内容』へアクセスし、申込フォームにて登録して下さい。先着申込登録順に参加決定となります。参加決定者には事務局よりメールにてご連絡致します。2単位が薬剤師生涯研修認定単位として付与されます。詳しくはホームページをご覧ください。
https://www.showa-u.ac.jp/education/cptc_pharm/schedule/
申込締切日
2021年4月30日(木)
※ただし参加募集定員に達し次第、申込受付を終了させて頂きますのであらかじめご了承下さい。
問い合わせ先
昭和大学薬学部薬剤師生涯研修認定制度事務局(担当:学事部学務課 大井)
TEL.03-3784-8022
E-mail:kensyu@pharm.showa-u.ac.jp